3月10日(金)  準 決 勝

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準決勝、上位選手のコメント
準決勝
男子総合1位 1953点 柏木義之


「急ヴェはうまく滑れたと思います。コブはバランスとスピードをうまくかみ合わせたところを見せたかったのですが、コブも大きくなかったし、自分のリズムで滑れました。大回りはもう作戦通りです。今回はカミソリターンってずっと言ってきているんで(笑)。バーンはあまり固くならなかったのですが、うまく表現できたし、後半の見せ場もしっかり作れたと思います。総合滑降はちょっと悔しい滑り。ターン弧が少し小さくなりすぎちゃって、思い通りではなかったです。スペースを十分に使えればさらに点数を出せたのではないかなと思います。カミソリターンを見せることはできたんですけど、もう少し大きな弧を描きたかったです。これで2位の粟野さんと2ポイント差ですよね。明日も面白くなって良いんじゃないですか」


準決勝
男子総合2位 1951点 粟野利信

「今日は柏木選手と同点ということで、また1からスタートという気持ちで臨みました。1種目は大回りでしたが、ここへきて大回りの調子がすごく良かったので、とにかくストロークの大きい大回りでこの斜面を滑ってこられれば良いなと思っていたのですが、途中あまりにも調子に乗りすぎてターン弧が小さくなってしまったんです。その分、評価的には少し下がってしまいました。急ヴェのコースは、初めて入ったバーンなんですよ。下からの指示でセンターのラインが良いと言われたので、そのラインを狙いました。上の方は細かいリズムや間延びするようなところが不規則にあり、途中リズムが出てきてまた後半にピッチが細かくなったりという状況でしたが、むしろ均等に作られたコブよりもこれが普通のゲレンデなわけで、普段そういうところで我々は実際に滑るわけですからとくに戸惑いはなかったですけど、自分なりにスキーを縦に使って来れたので満足はしてます。総合滑降は、スタート順が最後の方でギャラリーの方もかなりいましたし、すごいなとか面白いなというような、何でも良いから見せ場を作るために、途中ジャンプを入れたりして来ました。欲を言えば、もう少しターン弧のリズム変化という部分をきっちり出せたらもっと良かったと思います。これでトップと2点差に縮まりました。今日欲張って同点や逆転するよりも、明日の決勝で見せ場を作った方が盛り上がりますからね」


準決勝
男子総合3位 1944点 山田卓也

「急ヴェはそれほど深いコブではなかったのですが、下地が固いアイスバーンだったので、そこでスキーがたわんで跳ね上げられる選手が何人かいましたから、そこだけ気をつけてました。ちょっと攻めきれなかった部分もありますが、今日1種目めだったので、まずまずだったと思います。大回りは、スピードが出づらいという話をスターと前に聞いていたので、ターンを極端に大きくしないで、できるだけ縦目にスピードに乗れるようにいきました。最後のウェーブでの着地でちょっとミスしたので、そこだけ悔いが残りましたね。総合滑降はスピードも重要ですが、レーシングワンピを着ていたのでスピードは自然と稼げる。それよりもターンの大きさ構成を重視し、リズムをどんどん変えて滑ることを意識しました。前半はウエーブが2つ続けてくるのでそこだけ気をつけて、あとはもうできるだけグイグイいこうと思っていましたから。中盤から後半はリズムに乗れて滑っていて気持ちよかったです。明日は苦手の(笑)、大回転で少しでもトップと離されないようにして、最後のジャンプ台2種目、精いっぱいやるだけです」


準決勝
男子総合4位 1939点 宮下征樹

「急ヴェは幾つかラインがあったのですが、他の選手の滑りを見てもリズムが感じられなかったんです。それなら人の通っていないラインを行くことで、コブの違いで滑りに変化をつけようと考えました。でも、もう少しスピードが乗せられもっと良かったと思います。大回りは雪があまりに柔らかすぎて、スピードに乗れず自分のイメージする滑りが今一つできませんでした。今シーズンはずっと硬いバーンを想定してトレーニングを積んできたので、その辺で自分のイメージするスピードを活かした滑りに反映されなかったのかもしれません。総合滑降は、とくにライン取りなどは気にしていませんでした。むしろ、ターンを描く中で自然に訪れた斜面状況に合わせていくことを考えました。午前中の大回りでは、雪が柔らかかったので自分のイメージとのギャップを感じましたが、総滑では全体的にはスピードにも乗れて気持ちよく滑ることができました。3つ目のジャンプを過ぎてからはスキーが雪に埋まってしまったので、もう一つスピードに乗り切れなかった部分が、欲を言えばもっと上手く滑りたかったです」


準決勝
男子総合5位 1938点 渡辺一樹

「大回り中斜面はコース状況としては足場が作りにくい難しい状況、昨日同様スピードとパワーで勝負しようとする選手には厳しいコース状況となった。スタートは比較的早かったのでコースは荒れていなかった。しかし自分の持つイメージどおりの深回りを行うと失速する恐れがあるために回転弧は比較的浅めの弧を選択した。動きも回転側方に押し出すような操作をしすぎると足元がすくわれ内倒してしまいそうな状況であった為、やや上下の動きを使いながら脚部の曲げ伸ばしを少し入れながらストレッチング系の操作を行った。この種目はスピードが乗らないのでとにかく我慢するしかない。滑りとしては満足ではないがこの状況では仕方ないと思うほかない・・・
 小回りは絶対にとりたかっただけに、イメージを膨らませすぎたようだ。技術的にはスキーを身体の下からなるべく外側に押し出して深く丸い回転弧を表現したかったが、自分のイメージが先行しすぎたようであった。結果的には少し構えすぎたのかスピードもやや遅かった。後半最も重要なところで溜まった雪にスキーが潜りトップ側を開いてしまった。悔しい種目となった。粟野と違うスタイルで表現したかったが、空回りといった感じだった。この悔しさはジャンプ台の最終種目にぶつけたい。とにかく絶対とりたい種目、落としたくない種目での失敗ということでかっとなり頭に血が上った。でもここは絶対に出したい部分だから明後日はきっちりと攻めたい。ゲーム展開としては柏木と粟野が並んで面白くなってきた。僕は3位グループから脱落したが、まだまだ我慢して食らいついていきたい。点数的にもまだ11点あまり、誰だってミスはある。チャンスはまだまだ訪れるはず。応援してくれる皆さんに顔向けできないような滑りだけはしたくない。ここからが踏ん張りどころだ」


準決勝
女子総合1位  白河三枝

「国際のバーンというのはあまり滑ったことがなかったので少し不安でしたが、固くもなく柔らかくもない雪だったので、思い切りいくことができました。ただコブが不規則だったのでそのあたりが。ラインはスタートから見て左をいこうと思っていたのですが、男子が滑ったあとでコブがかなり深くなり、あまり自身がなかったのでコブの浅い右を選びました。ただ、コブが不規則だったのでリズムがとりにくく多少厳しい部分がありました。
大回りはスピードを一番に考えていったので、縦めの弧で滑ったのですが、縦に行き過ぎてしまい、ウェーブでかなり跳んでしまいました。もう少し抑えることができればよかったのですが。でも、そんなに失敗というほどでもなく、いつもの自分だったと思います。最後の総合滑降ですが、大回りの斜面の規制していた部分を広げて、その部分がウェーブがないというバーンになっていましたが、その部分を滑ってしまうと、雪が溜まっているのではないかと思い、あえてウェーブを攻めていきました。今日まではなんとかトップでくることができましたが、明日のジャンプ台はやっぱり不安です。練習でもかなり腰が引けている状態でしたが、なんとか頑張っていきたいと思います」


準決勝
女子総合2位 中田良子

「斜面が変更になっていたので、どのラインを滑るということがき小回りのバーンを見たときに『どのラインにしよう』と考えましたが、男子の滑りを見て、結局コブの並びが一番いい、スタートから向かって左のラインを取りました。小回りではスキーのトップから動いていくということを表現したかったのですが、いくつかコブにぶつかってしまいました。また、もう少し積極性を出せなかったということに悔いが残ります。
 大回りは少し張り切り過ぎてしまいました。スタートするときに晴れ、風もなく『これはいいな』と思いきり漕いでしまい、ベストスピード以上を出してしまいました。そのせいで、ウエーブで大きく跳びすぎてしまい、歯車が狂ってしまいました。大回りでのウェーブの失敗から総合滑降では飛ばされないように、スタートから強く角付けし、強く回したため、それが見えてしまったかなとは思いますが、スキー操作は満足しています。今日の大回りの失敗で気分的に楽になったので、明日は気持ち良く滑っていけると思います」


準決勝
女子総合3位 上村文代

「急ヴェは男子が滑った後、コブが大きくなってきてインターバルが広くなっていました。コブのリズムにあわせていくと、身体の動きが出にくくなるので、コブのリズムというより自分のリズムを考えて降りてきたのですが、1個所転びそうになるくらいの失敗をしました。ただ、予選のときは雪質も含めて動こうと思っても動けないような状況があって、この種目ではどんどん自分の滑りを出していくだけの勢いは見せられたと思います。
大回りはスピード重視。ウェーブもダウンヒルをやっていたの頃のジャンプを思えば恐怖心もなかったし、ウェーブでスピードを落とさないようにということとスキーの走りを見せることを意識していました。総滑は大回りと同じバーンですが、ジャッジが変わったので大回りと同じ作戦です。どちらの種目も最後のウェーブからゴールの部分はスキーの走りを十分に出そうと考えていました。トップの三枝さんとの差は開いてしまったので、明日は自分の滑りを精いっぱい見せることだけを考えて滑ります」


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