3月9日(木) 予選第2日目

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予選2日目、上位選手のコメント
予選2日目
男子総合1位 柏木義之


「小回りは点も出ましたし、自分の滑りとしてはまあまあだったと思うのですが、後半、雪に埋まってしまい、スキーの抜けが悪くなってしまいました。それから大回りは、自分の持ち味はキレとスピードだと思うのですが、雪が柔らかく、その持ち味も出せず、自分のやりたいこともできなかったので、悔いの残る滑りになってしまいました。バーンの状況を考えると、縦にくるとスピードは出るけれど回転弧を見せることができない。そういった意味で回転弧の選択というのがとても難しかったと思うが、自分的には、大回りで粟野さんに負けてしまったということが一番悔しい。でも、まだ始まったばかりですから、明日から気を引き締めていきたいと思います」


予選2日目
男子総合1位 粟野利信

「雪が柔らかいので、あまり強く踏すぎるとターン弧が崩れるので、全体のバランスをとりました。スピードは遅かったが、調整しながら滑ることができたと思います。体調が良かったので、自分の理想のポジションができ、安定した滑りができたのだと思います。今日の小回りの斜面は2月の合宿で滑りました。デビュー戦の時もこの斜面で旧ヴェをやりました。中盤からかなり身体が遅れがちな印象があったのですが、今日の雪の状況ではその心配はなかったようです。ラインはセンターを行こうと思っていたのですが、細かいころころとしたいやらしい雪だったので、新雪っぽい一番端のラインのほうがコントロールしやすいと思って下から見て一番右のラインを滑りました。結果、ターンコントロールという部分では満足していますが、こういった条件なのでスピード的にはいまいちかなと思っています。予選が終了して、ここまでは、力んでもいないし力が抜けすぎてもいないしうまくいっていると思います。良い勝負をしたいと思います」


予選2日目
男子総合3位 山田卓也

「小回りでは点数は出ましたが、自分のイメージしていた滑りからすると50点ぐらいです。前半しっかり捉えて、後半、抜くという動きができず、ターン後半のエッジングという動きになり、イメージしていた動きとタイミングが違ってしまったために、スキーと身体がバラバラになってしまったと思います。大回りは雪が柔らかくてスピードが出ないので、動きが途切れないようにゆっくりと柔らかくしたつもりだったんですが、上手くいきませんでした。
今年は割と調子が良いので、最終日までトップにくっついて、最後には差したいという気持ちですが、とりあえず楽しんでやっていきたいと思います


予選2日目
男子総合4位 宮下征樹

「この2日間を通して、小回りのほうがデキが良かったと思います。でも滑りは自分の良いイメージと比べると80%ぐらいの力しか出せなかったかなという気がします。大回りに関して言えば、かなり心残りが多いです。一番良いイメージというのが頭のなかにあり、そのイメージ通りの滑りができなかったというのが残念な部分です。大回りでは雪質的に難しかったので、ターン弧を深くするとか、縦長にするとかリズムについては何も考えませんでした。スキーの性能に任せていかに操っていくかだけを考えて滑っていたので、気持ち的には今日の大回りが一番落ち着いていたかなと思います。
 準決勝、決勝とあと6種目もあるのでできるかぎり追い上げていきたいですね。逃げる立場ではなく、追っていくぶん気がかなり楽なのですから。明日からは、ただバーンを滑るだけでなく、八方の山を滑るような大きめの回転弧、流れというのをみなさんに見ていただきたいですね」


予選2日目
男子総合5位 渡辺一樹

「大回り中斜面はコース状況としては足場が作りにくい難しい状況、昨日同様スピードとパワーで勝負しようとする選手には厳しいコース状況となった。スタートは比較的早かったのでコースは荒れていなかった。しかし自分の持つイメージどおりの深回りを行うと失速する恐れがあるために回転弧は比較的浅めの弧を選択した。動きも回転側方に押し出すような操作をしすぎると足元がすくわれ内倒してしまいそうな状況であった為、やや上下の動きを使いながら脚部の曲げ伸ばしを少し入れながらストレッチング系の操作を行った。この種目はスピードが乗らないのでとにかく我慢するしかない。滑りとしては満足ではないがこの状況では仕方ないと思うほかない・・・
 小回りは絶対にとりたかっただけに、イメージを膨らませすぎたようだ。技術的にはスキーを身体の下からなるべく外側に押し出して深く丸い回転弧を表現したかったが、自分のイメージが先行しすぎたようであった。結果的には少し構えすぎたのかスピードもやや遅かった。後半最も重要なところで溜まった雪にスキーが潜りトップ側を開いてしまった。悔しい種目となった。粟野と違うスタイルで表現したかったが、空回りといった感じだった。この悔しさはジャンプ台の最終種目にぶつけたい。とにかく絶対とりたい種目、落としたくない種目での失敗ということでかっとなり頭に血が上った。でもここは絶対に出したい部分だから明後日はきっちりと攻めたい。ゲーム展開としては柏木と粟野が並んで面白くなってきた。僕は3位グループから脱落したが、まだまだ我慢して食らいついていきたい。点数的にもまだ11点あまり、誰だってミスはある。チャンスはまだまだ訪れるはず。応援してくれる皆さんに顔向けできないような滑りだけはしたくない。ここからが踏ん張りどころだ」


予選2日目
女子総合1位 白河三枝

「斜度が一番キツかった部分でスキーを振ってしまったので、自分がイメージしていた小回りの滑りとちょっと違ったかなという感じがしたので、点数をちょっと貰いすぎてしまったかもしれません。大回りはスタート前から『スピードが出ないよ』と言われてはいたのですが、本当に出なくて、その部分でちょっと手こずったのですが、なるべく弧を作りながらも、動きを止めないように、そしてエッジングが割と強い方なので、柔らかくというイメージで滑ってきました。予選2日を終えて一応トップですが、まだまだ判らないですし、自分のなかではまだ『怖い』という気持ちが強いので、できる限り気が引けないようにしたいと思います」


予選2日目
女子総合2位 中田良子

「自分ではちょっと雑だったかなというのが小回りの感想ですね。もう少しコース取りを上手く考えて滑れば良かったと思います。ベンディング操作が強く出すぎたかなというのが反省点。強いエッジングが極端に出てしまったので、もう少し柔らかくスキーを回して落差をとっていければ良かったんですけれど。これは、自分の予想以上にバーンが固かったので、そういうのが出てしまったのだと思います。これを課題として明日からまた自分の滑りができるようにしたいですね。大回りは、横に取りすぎると柔らかすぎるので、中ターンよりも少し大きめのリズムで、動きが止まらないようにというのを意識しましたが、今まで上半身の動きをあまり出さないというトレーニングを、固いバーンを想定してやってきたので、今日のような柔らかい雪質だと上半身が力が入ったように見えてしまったかも知れません。でも、自分的には今日の大回りは良かったと思います。昨日までは緊張して眠れなかったのですが、やっとリラックスして滑れるようになりました」


予選2日目
女子総合3位 萩原礼子

「谷回りを作るのが自分は下手なので、その部分を丁寧に作って、あとはスピードに乗ったら身体も一緒に落ちていくというのを目標としていたので、今日の小回りではそれができていたので嬉しいです。小回りは点数をつけるとしたら100点満点だったのですが、大回りはあまり良くなかったので赤点です。すごく漕いだのですが、全然スピードが出なくて。もうちょっと気持ち良くりたかったですね。
 技術的にはまだ判らないことが多いので、思い切り滑っていきたい。とりあえず自分が楽しみたいと思います。それと一緒に滑りものびのびとやっていければいいなと思っています。スピード勝負と、小さい身体が大きく見える滑りを出していきたいです」


予選を振り返って B班審判員小林平康
――まず、今日の小回りの総評を
「まず、斜面が短い割に、急な斜面が一個所落ち込んでいる場所があって、短いわりにはミスが許されない設定だったと思いますし、もう一つ、雪が少し柔らかかったということで、この雪を攻略するために、回転弧の中で、走るエッジングが求められたと思います。
そのなかで、トップを維持した、山田卓也君と粟野君は良いエッジングだったと思います」
――今回は去年と違い予選からの点数がそのまま持ち越しですけど、その辺の影響、変化は上位選手に見られましたか?
「一種目ごと気が抜けないということで、初日からフルパワーで滑っているので、見ごたえがあると思います」



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