64.Hahnenkamm-Rennen Kitzbuhel
カレ・パランダー(FIN)が2年続けてのV。トーマス・グランディ(CAN)が2位
Kitzbuhel(AUT), Men's 6th Slalom, 25,Jan,2004
Kitzbuhel Men's Slalom, Podium. (L-R)2nd/ Grandi, 1st/ Palander, 3rd/ Schoenferder
(シェンフェルダーの赤ゼッケンはFISの間違い。後段のインタビューに説明あり)

1st / Kalle Palander(FIN) 2nd / Thomas Grandi (CAN)
3rd / Rainer Schoenfelder (AUT) Winster / Felix Neureuther (GER)
佐々木明(ガーラ湯沢スキークラブ) 湯浅直樹(北海道東海大学)

 クラシックレース第3弾、キッツビューエル(AUT)のハーネンカム大会、最終日は1月25日、スラロームが激しい雪降りの中で行なわれた。
 1本目、トップを奪ったのはカナダの10年選手、トーマス・グランディ。44秒23。0秒19遅れの2位にカレ・パランダー(FIN)、3位に0秒29遅れでライナー・シェンフェルダー(AUT)が付けている。

 2本目。カレ・パランダーがトーマス・グランディを100分の8秒抑えて今季4勝目を上げた。キッツビューエルは昨年ワールドカップ初優勝を上げた験の良いコース。通算ワールドカップ8勝目である。トーマス・グランディは自己最高位。

 3位には'02年に当地で勝利を上げているライナー・シェンフェルダー(AUT)。

 ボーディ・ミラー(USA)が4位に入り、22日に行なわれた滑降の7位と合わせハーネンカム・コンビに優勝した。
 '03世界選手権回転2位のシルバン・ツルブリッゲン(SUI)が自己最高位の5位。
 '01世界選手権回転優勝のマリオ・マット(AUT)が6位、ようやく指定席に帰ってきた。

 ゼッケン46番のフェリックス・ノイロイター(GER)が、1本目29位、2本目2番目にスタートして、2本目のラップとなる良いタイムを出し、トータル12位に入り「ウィンスター賞」を獲得した。

 佐々木明、岡田利修、湯浅直樹の3人は途中棄権。皆川賢太郎は1本目わずかの差で31位(トップとは2秒17、30位とは0.08秒)、2本目には残れなかった。


1位 Kalle Palander(FIN)
 「キッツはじつにいい所、Chamonix, Wengenとさんざんなレースだったので、感覚を取り戻し赤ゼッケンを得たことはうれしい。1本目グランディにラップを取られたが2本目で返礼する自信はもっていた。ここのスロープは変化があって面白い、だが、雪はすごかった。スタートでちょっと上を見ただけでゴーグルに雪が積もり、視界は最悪、でも下部で懸命に走ったからグランディを追い越すことができた。
 新しいマテリアルを昨日貰ってこれでレースをやったが、4ヶ月履いた板はインサイドに問題があった。新アトミックは自分のテクニックにぴったり合って、サービスマンに感謝している。今季目標は大回転ではなくあくまでもスラロームの種目タイトル」。

2位 Thomas Grandi(CAN)
 「お立ち台は今日が初めてではなく、98年にパークシティの大回転で3位になったことがあります。スラロームで今日初めて第1シードになり、ここの難しいスロープ、だがピステは硬くて2本目30番スタートでも問題はなかったし、2位はベリーハッピー。ケン(リード)は実に面倒見がいい、カナダのコーチングスタップはヘッドコーチ、テクニカルコーチ1、サービスマン1、ですがゴールではスキー連盟会長(ケン・リード)が自ら全ジョブです」。 
 そのケン・リード。「クレージーカナックはいまやスラロームカナック、トムはイタコカナックでジュリアン(コシノ20位)はフランコカナック、まだまいるんだよ」と選手の着替えからメディア対応まで一人で働いている。

3位 Rainer Schoenfelder(AUT)
 「赤ゼッケンはFISのお間違い、僕ではなくパランダーですよ。これは手渡しますから皆さんご安心を。カレは自分には危険きまわる男です。リズムをくずした旗門になるとすごく早いんですねぇ。今日はカレをポイントで落としてやろうと安全を期したレースをやったんですが5ポイント負けました。2枚目CD、内容はトップシークレット。次のお立ち台ででもご披露しましょう」とレーサー、ミュージャン口の方もなかなか。

12位 Felix Neureuther(GER) Winstar
 「1本目29位で2本目はこの利を考えたがフルアタックではなく安定したレースでポイントを残すことも考えた。僕のラップがこんなに持つなんて想像はしてなかった。勿論喜んでいる。2歳半で初めてスキーを履き、ほとんどはパパからスキーを教わった。ママは黙ってみているだけ。でもレースをやるようになってからはママもナーバスになっている。目下はスラロームのみに集中しているが、大回転、それから滑降にも興味がある、しかしそれにはまだ早すぎる。アドバィスだけでなく、自分でもそう考えています」。
 父、クリスチャン・ノイロイター、母、ロジ・ミッターマイヤーのサラブレッドは今年20歳、いうまでもなくドイツのポープ。

HAHNENKAMM COMBINED
Combined 1st / Bode Miller (USA) Combined 2nd / Benjamin Raich (AUT)
Combined 3rd / Lasse Kjus (NOR) Kitzbuhel, Combined / Podium

 ハーネンカム・コンビネーションは、滑降7位、回転4位のボーディ・ミラーが優勝、シャモニー(FRA)に続きこの種目2連勝。
 2位は滑降22位、回転7位のベンジャミン・ライヒ(AUT)、3位に滑降で優勝したラッセ・シュース(NOR)が入った。


1位 Bode Miller(USA)
 「64-Hahnenmamm を勝てたことはまた特別な気分で喜んでいます。US Teamにとっても大きな出来ごとだった。しかし、簡単じゃなかった。滑降、回転とも平均した成績を出せたが、滑降はダロンと必死のトレーニングをやったんだ。スラロームはカレのテンポに負けた。スピードレースはやはり晴天だといいがスラロームはどうでも同じことさ。コンビという目標は勿論あって多少はセーブもしたが、次のSchladmingは自分の一番好むスロープ、会場の雰囲気も圧倒的、乞う、ご期待(笑い)」。
 ※ボーディはシュラドミングは過去6回出場しているが、'02年に優勝している他はすべてノーゴールである。

5位 Silbvan Zurbriggen(SUI)
 「スラロームの5位はワールドカップの最高成績です。コースは難しいが昨年は7位とウマがあう。だけど、滑降は、もう本当に怖かった。殺されるんじゃないかと思ったよ」

Men's 6th Slalom - Kitzbuhel, 25/Jan/2004
Rank
Bib
Name
Nat
Time
Diff
1st run
2nd run
1
( 2)
PALANDER Kalle
FIN
1:30.63
0.00
44.42
46.21
2
( 12)
GRANDI Thomas
CAN
1:30.71
+ 0.08
44.23
46.48
3
( 1)
SCHOENFELDER
AUT
1:31.69
+ 1.06
44.52
47.17
4
( 16)
MILLER Bode
USA
1:31.81
+ 1.18
45.09
46.72
5
( 9)
ZURBRIGGEN S.
SUI
1:31.83
+ 1.20
45.07
46.76
6
( 22)
MATT Mario
AUT
1:31.86
+ 1.23
45.53
46.33
6
( 4)
RAICH Benjamin
AUT
1:31.86
+ 1.23
44.96
46.90
8
( 10)
KARLSEN T.
NOR
1:32.06
+ 1.43
45.25
46.81
9
( 25)
ROTHROCK Tom
USA
1:32.15
+ 1.52
45.35
46.80
10
( 3)
KOSTELIC Ivica
CRO
1:32.20
+ 1.57
44.87
47.33
11
( 11)
ALBRECHT K.
AUT
1:32.23
+ 1.60
45.36
46.87
12
( 46)
NEUREUTHER F.
GER
1:32.38
+ 1.75
46.31
46.07
13
( 6)
ROCCA Giorgio
ITA
1:32.47
+ 1.84
45.28
47.19
14
( 24)
MARINAC Martin
AUT
1:32.50
+ 1.87
45.67
46.83
15
( 29)
ENGL Kurt
AUT
1:32.66
+ 2.03
45.87
46.79
16
( 7)
BOURGEAT P.
FRA
1:32.72
+ 2.09
45.00
47.72
17
( 14)
VIDAL J.
FRA
1:32.75
+ 2.12
45.33
47.42
18
( 8)
SCHILCHEGGER
AUT
1:32.83
+ 2.20
45.14
47.69
19
( 26)
MOELGG Manfred
ITA
1:32.84
+ 2.21
45.67
47.17
20
( 50)
COUSINEAU J.
CAN
1:32.86
+ 2.23
45.42
47.44
21
( 49)
MLEKUZ Rene
SLO
1:32.87
+ 2.24
45.79
47.08
22
( 52)
SCHMID H.
ITA
1:32.89
+ 2.26
46.16
46.73
23
( 43)
KOSIR Jure
SLO
1:32.94
+ 2.31
46.32
46.62
24
( 13)
BERGAMELLI G.
ITA
1:33.21
+ 2.58
46.14
47.07
25
( 59)
NILSEN Andreas
NOR
1:33.47
+ 2.84
46.20
47.27
26
( 20)
KNIGHT Chip
USA
1:33.77
+ 3.14
46.05
47.72
27
( 21)
BROLENIUS J.
SWE
1:34.02
+ 3.39
45.93
48.09
28
( 55)
LEINO Jukka
FIN
1:38.27
+ 7.64
46.06
52.21
 
( 23)
DRAGSIC Mitja
SLO
DNF
 
45.72
 
 
( 28)
BAXTER Alain
GBR
DNF
 
46.20
 
Men's 2nd Combined, Kitzbuhel(AUT)
Rank Name Nat. Total
 1 MILLER Bode  USA   3:31.43
 2 RAICH Benjamin  AUT   3:32.44
 3 KJUS Lasse  NOR   3:34.67
 4 WALCHHOFER Michael  AUT   3:35.48
 5 ZURBRIGGEN Silvan  SUI   3:35.91
 6 BOURGEAT Pierrick  FRA   3:36.26
 7 DEFAGO Didier  SUI   3:37.85
 8 SVINDAL Aksel Lund  NOR   3:37.87
 9 FILL Peter  ITA   3:38.34
 10 KERNEN Bruno  SUI   3:38.84
 11 BANK Ondrej  CZE   3:39.15
 12 HOFFMANN Ambrosi  SUI   3:39.24
 13 SOLBAKKEN Bjarne  NOR   3:39.44
 14 MAIER Hermann  AUT   3:39.51
 15 CUCHE Didier  SUI   3:40.91
 16 EBERHARTER Stephan  AUT   3:41.93
 17 JAERBYN Patrik  SWE   3:44.19
 18 CHESTAKOV Pavel  RUS   3:48.01

Men's Slalom, FIS Official Result
Men's Combined, FIS Official Result