64.Hahnenkamm-Rennen Kitzbuhel
ラッセ・シュース(NOR)、5年ぶりのDH勝利、再び総合トップに
Kitzbuhel (AUT), Men's 6th Downhill, 22,Jan,2004
Kitzbuhel Men's Downhill-1, Podium. 2nd/ Eberharter, 1st/ Kjus, 3rd/ Rahlves

1st / Lasse Kjus (NOR) 2nd / Stephan Eberharter (AUT)
3rd / Daron Rahlves (USA) Winster / Alessandro  Fattori (ITA)

 男子滑降第6戦は1月22日、キッツビューエル(AUT)で行なわれた。昨年暮れの12月28日にボルミオ(ITA)で予定されていたレースの代替え開催である。とは言ってもシャモニー(FRA)、ウェンゲン(SUI)と開催予定が次々に悪天候でキャンセルされ、ようやくここキッツビューエルにたどり着いたという次第。
 昨日、コースを短縮してトレーニングの1回目が行なわれ、今日は本番の2時間前に、コースの上部だけを使ったトレーニングの2回目が行なわれた。これで一応全コースを1回だけ選手は走ったことになる。こんなトレーニング・ランは初めてだ。キッツビューエルでは何が起こっても不思議ではない。
 このトレーニングのベストタイムはボーディ・ミラー(USA)の32秒02。標高差:345m、全長1250mのコースであった。一応タイムは取ったが、選手たちはインスペクション感覚だったのではなかろうか。

 11時30分に始まった男子滑降第6戦。小雪の舞う薄曇りの”シュトライフ”を制したのは、なんと滑降勝利は'99年の最終戦、シエラ・ネバダ(SPA)以来5年ぶりとなるラッセ・シュース(NOR)。1分58秒70。今季2勝目、ダウンヒル通算9勝目、ワールドカップ通算16勝目である。
 「100分の1秒差で勝つなんて信じられない。ここで再び私のフォームを取り戻すことが出来た」とラッセ・シュースは語った。この勝利でライヒを抜いて再び総合争いのトップに返り咲いた。

 100分の1秒差の2位にステファン・エバハルター(AUT)。昨年のショート・ダウンヒルの勝者、ダロン・ラールヴス(USA)が3位に入った。ヘルマン・マイヤー(AUT)が4位、5位にハンス・クナウス(AUT)、6位にスイスのアンブロッシ・ホフマン。今季滑降でのスイス最高位である。
 「去年までは私の方に運が付いていた。だから今日の敗北は悲しんではいない。2位に満足している。ラッセの素晴らしいカムバックを祝福する」とエバハルターは語った。
 3位のラールヴスは、「今日はいい感じだったから絶対に勝つと決めスタートからリスクをかけた。自分はただ短縮されたコース(昨年のミニダウンヒルで優勝)の勝利者のみに留まりたくないからオリジナルコースで一度は勝ちたかったんだ」。
 
 ボーディ・ミラーはラッセに0秒84差の7位、今季滑降のベストレザルトである。ワールドカップ総合のトップを走っていたベンジャミン・ライヒ(AUT)は1秒80差で22位、1秒39差で16位に入ったミハエル・ワルヒホッファー(AUT)、この4人が日曜日のスラロームでハーネンカム・コンビネーションを争う。おそらくボーディの優位は変わらないだろうが、ここのコンビですでに3勝を挙げているラッセは勝ち方を知っている。調子を取り戻したライヒも狙っているだろう。
 この週末のハーネンカムが今季のターニングポイントになることは間違いない。

 51番スタートで13位に入ったアレッサンドロ・ファットーリ(ITA)がウィンスター賞を獲得した。

Men's 6th Downhill - Kitzbuhel, 22/Jan/2004
Rank
Bib
Name
Nat
Time
Diff.
1
( 17)
KJUS Lasse
NOR
1:58.78
0.00
2
( 30)
EBERHARTER Stephan
AUT
1:58.79
+ 0.01
3
( 28)
RAHLVES Daron
USA
1:58.98
+ 0.20
4
( 22)
MAIER Hermann
AUT
1:59.26
+ 0.48
5
( 19)
KNAUSS Hans
AUT
1:59.28
+ 0.50
6
( 18)
HOFFMANN A.
SUI
1:59.43
+ 0.65
7
( 15)
MILLER Bode
USA
1:59.62
+ 0.84
8
( 21)
TRINKL Hannes
AUT
1:59.63
+ 0.85
9
( 25)
STROBL Fritz
AUT
1:59.83
+ 1.05
10
( 24)
KERNEN Bruno
SUI
1:59.84
+ 1.06
11
( 13)
GRUBER C.
AUT
1:59.86
+ 1.08
12
( 1)
FISCHNALLER R.
ITA
1:59.93
+ 1.15
13
( 51)
FATTORI A.
ITA
1:59.98
+ 1.20
14
( 27)
DENERIAZ A.
FRA
2:00.02
+ 1.24
15
( 16)
RZEHAK Peter
AUT
2:00.07
+ 1.29
16
( 29)
WALCHHOFER M.
AUT
2:00.17
+ 1.39
17
( 20)
CUCHE Didier
SUI
2:00.19
+ 1.41
18
( 8)
GHEDINA K.
ITA
2:00.27
+ 1.49
19
( 7)
SULZENBACHER
ITA
2:00.36
+ 1.58
20
( 23)
KROELL Klaus
AUT
2:00.43
+ 1.65
21
( 26)
SCHIFFERER A.
AUT
2:00.46
+ 1.68
22
( 31)
RAICH Benjamin
AUT
2:00.58
+ 1.80
23
( 35)
GRUENENFELDER
SUI
2:00.71
+ 1.93
24
( 12)
STROBL Josef
AUT
2:00.84
+ 2.06
25
( 10)
GRUGGER Johann
AUT
2:00.88
+ 2.10
26
( 2)
FRIEDMAN Bryon
USA
2:00.96
+ 2.18
27
( 50)
LAVOIE Vincent
CAN
2:01.11
+ 2.33
28
( 9)
DEFAGO Didier
SUI
2:01.15
+ 2.37
29
( 41)
ACCOLA Paul
SUI
2:01.23
+ 2.45
29
( 6)
JAERBYN Patrik
SWE
2:01.23
+ 2.45

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