FIS ALPINE SKI WORLD CUP 2002/03
Men's 8th Slalom. Yong Pyong(KOR). 02,Mar,2003
レ・パランダー(FIN)、今季3勝目。佐々木明・17位、皆川賢太郎・20位
YongpyongMSL/podio
Podio, 2nd/Rocca, 1st/Palander, 3rd/raich

 ワールドカップ極東シリーズ第2戦は3月2日、韓国のヨンピョンで男子回転が行なわれ、カレ・パランダー(FIN)が今季3勝目を上げた。

 10時にスタートした1本目、ラップを奪ったのは1番スタートのパランダーだった。50秒73。2位に2番スタートのジョルジオ・ロッカ(ITA)、50.92(+0.19)、3位、4番スタートのベンジャミン・ライヒ(AUT)、51.60(+1.61)、4位、8番スタートのボーディ・ミラー(USA)、52.30(+0.87)、5位、3番スタートのライナー・シェンフェルダー(AUT)、52.34(+1.81)、6位、6番スタートのイヴィツァ・コステリッチ(CRO)、52.61(+1.88)。
 佐々木明(日体大)は22番スタートで途中大きな失敗もあったが17位に付けた、53.80(+3.07)。36番スタートの皆川賢太郎(アンビシャスSC)19位、54.00(+3.27)。52番スタートの木村公宣(ロシニョールジャパン)は1本目上部でコースアウトしてしまった。

 天気もまあまあ良く、コース整備もまあまあだったのだがすぐに掘れたせいで以外に差が付いた。スタート順の早い選手が断然有利なコース状況だった。だが今季はコース状態の良くない所が多かった。最悪はパーク・シティ。前走が行った段階ですでに掘れ掘れになったし、シュラドミングもひどかった。レース途中で何度も水をやったり塩(硬化剤)をやったり。こんな時こそチャンス、とばかりにやる気を出す選手と、これじゃあやってられないと不満たらたらの選手では、結果は目に見えている。FISレースから這い上がってきた選手はこんなコースは慣れているからガンガン突っ込んで行く。だから2本目はスリリングで面白い。
 志賀高原はどうかな。前回2001年の時は、ゼッケン3番くらいでコースが荒れた。場所によってはレンガが剥がれたような状態でコースが割れた。ギュンター・フヤラが自らスコップで補修していたがそれで間に合うはずがない。見た目堅くても最近のスラロームはすぐに荒れてしまう。その点サン・モリッツは完璧だった。2年前のサン・アントンは最悪だった。
 ヨンピョンはワールドカップ3回目、そのほかコンチネンタルカップやFISレースの開催で、大分慣れてきたとはいえ、運営全体ではまだ不十分な部分が多い。オリンピックに立候補するからには、スキーアルペンにももっと力を入れるべきであろう。

 2本目は予定通り午後1時にスタート。勝負はあっけなかった。カレ・パランダーが楽々逃げ切り、2位に1本目2位のジョルジオ・ロッカ、3位に1本目3位のベンジャミン・ライヒ、4位に1本目9位だったが悪コースに強いのピエリック・ブルジャ(FRA)、5位に1本目12位のキリアン・アルブレヒト(AUT)、6位に1本目4位のボーディ・ミラーが入った。
 2本目のベストタイムを叩き出したトーマス・グランディ(CAN)が1本目の23位から7位に食い込んだ。

 佐々木明(日体大)は2.72遅れの17位、皆川賢太郎(アンビシャスSC)は2.86遅れの20位だった。

 ワールドカップ総合トップ争いは、リーダーのステファン・エバハルター(AUT)が出場しなかったのでボーディ・ミラーが1060ポイントとし、1153pのエバハルターに93ポイント差と迫った。

 総合スラロームのタイトル争いは、1位、イヴィツァ・コステリッチ494p、2位、カレ・パランダー478p、16ポイント差。以下3位、ベンジャミン・ライヒ335p、4位、ライナー・シェンフェルダー328p、この4人の争い。あとは志賀高原とファイナルのハーフィエル(NOR)のみである。

Rank Name Nat. Run 1 Run 2 Total
 1 PALANDER Kalle  FIN   50.73  51.39  1:42.12
 2 ROCCA Giorgio  ITA   50.92  51.73  1:42.65
 3 RAICH Benjamin  AUT   51.60  51.96  1:43.56
 4 BOURGEAT Pierrick  FRA   52.78  51.03  1:43.81
 5 ALBRECHT Kilian  AUT   52.83  51.16  1:43.99
 6 MILLER Bode  USA   52.30  51.78  1:44.08
 7 GRANDI Thomas  CAN   54.16  49.94  1:44.10
 8 PRANGER Manfred  AUT   53.17  50.96  1:44.13
 9 BERGAMELLI Giancarlo  ITA   52.63  51.53  1:44.16
 10 KUNC Mitja  SLO   52.79  51.57  1:44.36
 11 IMBODEN Urs  SUI   54.30  50.12  1:44.42
 12 SVINDAL Aksel Lund  NOR   54.38  50.07  1:44.45
 13 ROTHROCK Tom  USA   54.43  50.03  1:44.46
 14 MLEKUZ Rene  SLO   53.72  50.91  1:44.63
 15 KOSTELIC Ivica  CRO   52.61  52.07  1:44.68
 16 BURAAS Hans-Petter  NOR   52.81  51.97  1:44.78
 17 SCHILCHEGGER Heinz  AUT   53.56  51.28  1:44.84
 17 SASAKI Akira  JPN   53.80  51.04  1:44.84
 19 MATT Mario  AUT   54.06  50.83  1:44.89
 20 MINAGAWA Kentaro  JPN   54.00  50.98  1:44.98
 21 MARINAC Martin  AUT   54.07  51.21  1:45.28
 22 EBERLE Markus  GER   54.01  51.32  1:45.33
 23 SCHOENFELDER Rainer  AUT   52.34  53.09  1:45.43
 24 STIANSEN Tom  NOR   53.99  51.89  1:45.88
 25 SCHLOPY Erik  USA   52.76  1:03.25  1:56.01

FIS Official Result