 |
| FIS ALPINE SKI WORLD CUP 2002/03 |
| Men's 6th Giant Slalom. Adelboden(SUI). 14,Jan,2003 |
ハンス・クナウス、漁夫の利で今季初優勝、通算6勝目
復帰ヘルマン・マイヤー、1本目31位
|
 |
 |
| Winer/ Hans Knaus(AUT) |
Podium, Von Gruenigen, Knaus, Aamodt |
 |
 |
| 2nd/ Michel Von Gruenigen(SUI) |
3rd/ Kjetil-Andre Aamodt(NOR) |
|
Photos:Penta Photo |
|

Hermann Mayer |

Hans Knaus |

Truls Ove Karlsen |
|
ついに「ハーミネーター」ヘルマン・マイヤー(AUT)が始動開始。1年半ぶりの復帰である。ヘルマンにとってアーデルボーデンは過去3回勝っている('98、'99、'01)験の良いコースだ。スタートナンバーは13番(傷害ルールにより、'01シーズンの1位+4、+今季4で、WCSLランキング8位。第1シード、第2グループのドローで13番を引いた)。
ヘルマンの出場によりチームメートのヨセフ・ストローブルがエントリーから外された。これも出場枠制限のルールによる。
「私は初めから勝とうなどとは考えていない。アーデルボーデンは長いし起伏が多くハードなコースだ。それにどれだけ耐えられるかを知りたい。今私がどこにいるのかを確かめたいのだ」と、殺到する記者たちを前にしてヘルマンは語った。
1本目
ベストタイムは昨年ここで大回転初優勝を挙げている6番スタートのディディエ・クーシュ。0.32遅れでベンジャミン・ライヒ(AUT)が2番手、3位には0.34遅れでマッシミリアーノ・ブラルドーネ(ITA)が付けている。
ステファン・エバハルター(AUT)は2.01秒遅れで14位、ボーディ・ミラー(USA)は上部でスキーが外れコースアウトしてしまった。
注目のヘルマン・マイヤーは3秒34遅れで31位、100分の5秒だけ足りずに復帰第1戦は2本目に残れなかった。
2本目
ハンス・クナウス(AUT)が'99年のキッツビューエル(AUT)以来4年ぶりの優勝。大回転では'96年、アルタ・バディア(ITA)以来7年ぶりの勝利である。今季はアルタ・バディアとクラニスカ・ゴラの大回転で6位に入っているのが最高ランクだった。1本目4位、2本目は12位のタイムながら、トップの自滅で漁夫の利の勝利。ワールドカップ通算6勝目である。クナウスは世界選手権の前になると決まって出てくる。
最後のアーデルボーデンを2位で終えたミハエル・フォン・グリュニゲン(SUI)。
「1本目1.44という大差でこの水で固めた難しいコースの2位、これで3回目(実際は4回目の2位、マイクは勘違いしている)だが、2位は喜んでいる。大勢の人々、皆んな良く知っている人達の前で1本目9位、2本目で2、3人は下せるとは思ったがポディウムで挨拶できた。本心を明かすと、ここを二度と駆け下りなくてもいい、それは嬉しいよ」と満34歳のチャンプは大笑い。
3位には2本目のベストタイムをたたき出したシェティール・アンドレ・オーモット(NOR)が入った。オーモットは今季レーク・ルイーズ(CAN)の滑降3位に次ぐ2回目の表彰台である。
|
それにしてもなんたるレースだろう。1本目でボーディ・ミラー、ディディエ・デファーゴ(SUI)、クリスチャン・マイヤー(AUT)、2本目でステファン・エバハルター、フレデリック・ニーベルク(SWE)、ディディエ・クーシュ、ベンジャミン・ライヒ、ジョエル・シェナル(FRA)などの第1シードの選手が次々とコースアウト。
雪不足でグリムゼル峠からトラックで雪を運んできて貼り付け、水を撒いてがちがちに凍らせたコースだった。地元でレーシング・シェフのハンス・ピエーレンはなんとしてもやると大奮闘だった。こんなに荒れたレースも珍しい。
総合トップ争いのステフィ、ボーディともに途中棄権で痛み分け。順位は動かなかった。
50番スタートで6位に入賞したトルルス・オヴェ・カールセン(NOR)が「ウィンスター」賞を獲得した。スラロームでは実績はあるが大回転では初の上位入賞。 |

Hermann Maier 1st run, 31st. Photo: Zoom |
ヘルマン・マイヤー
「スタート、上部地点は思い切りやったがその後でポールを右足に食らって痛みを感じ、以下は慎重にレースをやった。2、3のエラーもあったしゴール出来た現状はまあまあと云わなければならない。これまでにこなしたGSトレーニングは6本だけ。2本目?ウンニャ望みは薄いよ」
1本目この時点3秒以上遅れの23位。
「必ずピステに戻ってくるという信念は終始頭の中にあった。ここのGSは一番難しいが過去3回勝っているしカムバックには最適と思った。悲観はしていないね。それよりもこんなに大勢の人々の支持をうけてピステに戻って来られたことを感謝している」。
世界選手権大会は頭にないが、以後の成績如何によりコーチ陣が検討するという。
100分の5秒差でスイスの新進スピード系選手A・Hoffmannに30位を持っていかれたマイヤーはウェンゲンのDHエントリーを目指して即刻移動した。 |
|
| Rank |
Name |
Nat. |
Run 1 |
Run 2 |
Total |
| 1 |
KNAUSS Hans |
AUT |
1:14.78 |
1:14.90 |
2:29.68 |
| 2 |
VON GRUENIGEN Michael |
SUI |
1:15.71 |
1:14.06 |
2:29.77 |
| 3 |
AAMODT Kjetil Andre |
NOR |
1:16.01 |
1:13.92 |
2:29.93 |
| 4 |
SCHILCHEGGER Heinz |
AUT |
1:15.64 |
1:14.62 |
2:30.26 |
| 5 |
COVILI Frederic |
FRA |
1:15.19 |
1:15.08 |
2:30.27 |
| W 6 |
KARLSEN Truls Ove |
NOR |
1:15.77 |
1:14.67 |
2:30.44 |
| 7 |
GRUBER Christoph |
AUT |
1:15.76 |
1:15.07 |
2:30.83 |
| 8 |
BLARDONE Massimiliano |
ITA |
1:14.61 |
1:16.50 |
2:31.11 |
| 9 |
SCHIFFERER Andreas |
AUT |
1:16.43 |
1:14.69 |
2:31.12 |
| 10 |
GRANDI Thomas |
CAN |
1:16.75 |
1:14.46 |
2:31.21 |
| 11 |
VIDAL Jean-Pierre |
FRA |
1:17.10 |
1:14.15 |
2:31.25 |
| 12 |
COUSINEAU Julien |
CAN |
1:16.85 |
1:14.42 |
2:31.27 |
| 13 |
ERTL Andreas |
GER |
1:17.47 |
1:13.97 |
2:31.44 |
| 14 |
GORZA Ales |
SLO |
1:16.67 |
1:15.07 |
2:31.74 |
| 15 |
ROBERTO Alessandro |
ITA |
1:16.57 |
1:15.19 |
2:31.76 |
| 16 |
RIEDER Arnold |
ITA |
1:16.28 |
1:15.55 |
2:31.83 |
| 17 |
PALANDER Kalle |
FIN |
1:17.08 |
1:14.87 |
2:31.95 |
| 18 |
PAVLOVCIC Uros |
SLO |
1:17.30 |
1:14.80 |
2:32.10 |
| 19 |
HOFFMANN Ambrosi |
SUI |
1:17.56 |
1:15.34 |
2:32.90 |
| 20 |
KJUS Lasse |
NOR |
1:17.02 |
1:16.01 |
2:33.03 |
| 21 |
DE TESSIERES Gauthier |
FRA |
1:17.31 |
1:16.24 |
2:33.55 |
| 22 |
RAHLVES Daron |
USA |
1:16.40 |
1:18.68 |
2:35.08 |
| 23 |
FILL Peter |
ITA |
1:17.25 |
1:20.61 |
2:37.86 |
|
|
FIS Official Result |
|