ALPINE SKI WORLD CUP 2000/2001
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Kitzbuhel (AUT) Men's 5th Slalom. 21,Jan,2001
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| Kitzbuhel M-SL 1st/ benjamin Raich(AUT) |
2nd / Jura Kosir(SLO) |
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| 3rd/ Hans-Peter Braas(NOR) |
Mens Slalom Podium |
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男子回転第5戦はハーネンカムの最終日、1月21日に行なわれ、ベンジャミン・ライヒ(AUT)が前回のウェンゲン(SUI)に続いて連勝、今季2勝目を上げた。これで完全に復調したといえる。2位には久しぶりの表彰台でユーレ・コシール(SLO)、3位にセストリエール(ITA)で勝ったハンス・ペータ^・ブロース(NOR)が入った。1本目ベストタイムをマークしたハインツ・シルヒエッガー(AUT)は2本目中間をすぎたところで転倒。
皆川賢太郎(日本体育大学)が8位に入り、世界選手権を前にして調子は上昇中。昨年も6位を記録していて、キッツビューエルはゲンの良いところである。
木村公宣(ロシニョールジャパン)は1本目27位に付けたが2本目コースアウトで記録は残らなかった。他の日本人選手3人(石岡拓也、平沢岳、岡田利修)はいずれも1本目に途中棄権で2本目には進めなかった。
☆☆☆鈴木勝=フジテレビ・コーディネーターのスペシャル・レポート☆☆☆
昨夜のキッツは6万人又はそれ以上の観衆の一部が街中に流れ込んで恒例のオープンエアー酒乱パーティーと化しました。もっともキッツビューエルのワールドカップはスキー見物も勿論ですが、明け方まで飲んで早朝からコースに上がってゆく観客もいるくらい、この酔い潰れ集団に参加するのが主目的の人も多いはずです。
今日のキッツは曇り空ですが昨年の大雪に比べれば好条件です。皆川33、木村39、石岡63、平沢64、岡田65番スタートです。今年はスラロームコースに相当手を加えたらしく、谷に沿ってうねりと膨らみ随分削ってしまったのか、下から見てもかなりフラットに見えます。
1本目は10年選手でも新人のハインツ・シルヒィェッガー(AUT)が超ベテランのオーレ・クリスチャン・フルセット(NOR)と、今では中堅ベテランになったユーレ・コシール(SLO)を100分の4、7と2人を抑えてトップ。33番スタートの皆川、先日のFIS.カップではもう一つの成績でした。宿的と決めているマリオ・マット(AUT)はコースアウトしています。「今まで、どうも完走できないレースが続いていたので今日は1本目とにかく完走して2本目に残る事を第一に抑えて滑った」と言う通り3個所ある中間ラップも平均して15位。トップとの差1秒43、今日は70%くらいに抑えて滑ったそうです。周りで見ていると「カミカゼスキー」とハンス・ヒンターゼアーが表現するように、危なっかしく見える滑りなんですが、あれが皆川のスタイルなんですね。
こ のところ片半が続いている木村は全体的に抑えすぎたのかトップに2秒39の27位。他の日本選手は完走できず万歳。3人予選通過の淡い期待も次回にお預けです。
昨日の観客数に比べると少なく見えるのですが、それでも2万5千人位の大観衆がコース両脇を埋めている中13時30分、2本目のスタートです。4番スタートの木村は「ダサイな〜」の一言。またもや片半コースアウトでした。
一つ前を滑った好調のエリック・シュロッピー(USA)がリードする中、皆川17番スタートです。スタート前に言っていたように2本目は100%アタックです。中間ラップで僅かにシュロッピーに遅れること100分の3。最後の斜面で挽回して100分の14リード、21番スタートのセバスチャン・アミエ(FRA)に100分の3秒差で仮のトップを譲ったものの、次々と順位を上げて最終ランナーのハインツ・シルヒエッガーがゴール近くまで1秒近い差を付けながらもコースアウトしたラッキーさも手伝って最終順位8位でした。
「今日の8位は昨年の6位入賞とは又違ってものすごく貴重な成績で嬉しい」「とにかく完走することが第一目標だったので、1本目抑えた滑りであのくらいに付けられる事が見えたこと、2本目も自分の滑りが出きれば成績はそこそこついてくることが把握できた。今後の試合マネージメントのコツを垣間見ることが出来たように思う」。
今回がキッツビューエル初出場の岡田は「とにかく思いっきり行きました。急斜面でちょっと失敗したらあせってしまって・・・。」コースアウトでしたが、このクラスのレースは経験も重要ですからどんどん試合に出してもらって、皆川に続いて欲しいものです。
1本目のトップ2人がこけたお陰で先週のウエンゲンに続いて優勝を手にしたベンジャミン・ライヒ(AUT)、拾い物の優勝だけに大きな満足感はなかったようですが、これで種目別トップになりました。
ユーレ・コシールの「ウエル・カムバック」がありました。「長い間低迷してきたけど、ここ2シーズンほどの間に全てを覆す新しいスキーが出現して、15年間築き上げてきたテクニックを変えなければならなかったのは辛かった。でもやっと自分の物に出来て、先週のウエンゲンでもコースアウトはしたけど早かったので今日は行けると思っていた。」
長野の宇宙人も復活してきました。もっともどういう訳かビッグイベントに強いノルウエーチームですからね。サンアントンの世界選手権を掻き回すかもしれませんね。
順次はそこそこでしたが、皆川が次ぎのシュラドミングへの期待感を煽ってくれたキッツでした。 |
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