ALPINE SKI WORLD CUP 2000/2001
Adelboden (SUI). Men's 7th Giant Slalom. 09,Jan,2001
Adelboden M-GS, Podium Penta Photo

 ハーミネーターが久しぶりに表彰台の真ん中に立った。
 男子大回転第7戦は1月9日、アーデルボーデン(SUI)で珍しく快晴の元に行なわれ、ヘルマン・マイヤー(AUT)がミハエル・フォン・グリュニゲン(SUI)の猛追を交わして1本目のリードを守りきり、今季大回転3勝目、通算ワールドカップ34勝目を上げた。2位のフォン・グリュニゲンは今季大回転でこれまで、4位、1位、4位、1位、4位、1位、2位と交互に優勝を繰り返してきた。したがって次の世界選手権は1位を取るだろう。とは筆者の予想だが、ヘルマンにとっては地元オーストリアで開催される大会だけに、絶対に負けてはならない宿命を背負っている。この二人の対決がサン・アントンを熱くするだろう。スイスはすぐ隣国だけにマイケルの応援団のかき鳴らすカウベルが、それはそれはやかましく響き渡るに違いない。この騒音から逃れる道はただ一つ、自分もカウベルを買い込んでかき鳴らすほかに方法はない。

 3位には今季調子の良いフレデリック・ニーベルグ(SWE)、4位に暮れのボルミオ(ITA)で初優勝を上げたクリストフ・グルーバー(AUT)が早くもトップ戦線に食い込んできた。前回のレザルク(FRA)から第1シードに上がってきたエリック・シュロピィ(USA)が5位と実力を証明した。28番スタートのイタリアの新人、マッシミリアーノ・ブラルドーネが6位、また38番スタートのこれもイタリアの新人、アレッサンドロ・ロベルトが12位と、2006年、トリノのオリンピックを見据えてイタリアも層が厚くなってきた。
 このレースに日本人選手の出場はなかった。

 次はいよいよウェンゲン(SUI)で滑降2連戦と回転、コンビ、続いてキッツビューエル(AUT)で滑降、スーパーG、回転、コンビ、さらにシュラドミング(AUT)のナイト・スラローム、そしてガルミッシュ・パルテンキルヘン(GER)で滑降、スーパーGと、クラシック・シーズン到来である。待ちに待った雪も降った。