"Audi" FIS Alpine Ski World Cup 2004/05
Wengen (SUI), Men's 7th Downhill, 15,Jan,2005
ミヒャエル・ワルヒホッファー(AUT)、今季2勝目
男子滑降第7戦、ウェンゲン(SUI)、15,Jan,2005
1st/ Michael Walchhofer(AUT)
2nd/ Christoph Gruber(AUT) 3rd/ Bode Miller(USA)
Wengen Men's Downhill, Podium

 2005年1月15日12時30分、第75回ラウバーホルン大会のダウンヒルレースが始まった。
 ベルナー・オーバーランドの山々が美しい。アイガー、メンヒ、ユングフラウ、アルプスの名峰がきれいに晴れ上がった空に向かって聳え立つ。ラウバーホルンのコースは世界中でもっとも美しい滑降コースなのだ。気温−5℃、快晴、コースはハードと、絶好のコンディションの元にレースは行なわれた。。

 ミヒャエル・ワルヒホッファー(AUT)が完璧なラインで今季滑降初優勝を上げた。優勝タイムは2分27秒05。すでにバル・ガルデナ(ITA)のスーパーGで初優勝を上げているが、滑降ではこれまで全7戦中、バル・ガルデナを除いて5回表彰台に立っている。そして今日子供の頃からの夢を実現させた。滑降総合ポイントはこれで431ポイントとなり2位のボーディ・ミラー(USA)に53ポイントの差を付けてトップである。また総合でもヘルマン・マイヤー(AUT)を抜いて3位に浮上した。

 2位には0.09秒差でクリストフ・グルーバー(AUT)。3位に0.18秒遅れでボーディ・ミラーが入った。4位にヘルマン・マイヤー、5位にヴェルナー・フランツとオーストリア勢が続いた。アーデルボーデン(SUI)の大回転で大転倒したダロン・ラールブス(USA)は後遺症で出場出来なかった。

 まるでオーストリア選手権のようなレースだった。1位・ワルヒホッファー、2位・グルーバー、4位・ヘルマン、5位、フランツ、10位・クロエル、12位・ストローブル、13位・グルッガー、15位・グラッガバー、そして25位・シェイバー、出場した9人がすべて30位以内に入った。パワーチームの面目躍如といったところだが、世界選手権の出場枠の5(ワルヒホッファーはディフェンディングチャンピオン+4)を巡ってチーム内では熾烈な争いが展開されている。


 今日の入場者数は27,500人と発表になった。これは1976年、1980年の25,000人を抜くレコードを記録した。

1.Michael Walchhofer(AUT)
 「今日はどうしても勝ちたかった。今季まだ滑降では1勝も上げていなかったから、それをここで果たすことが出来て喜んでいる。レースには全力を尽くしたが下部では足のガタつきさえ感じたが頑張った。レースは完璧ではなかった。ミンチカンテは上手くいかなかったからスピードを上げなければと思っていた。ハンネックシュースで154km/hで飛ばせたことが良かった。インスペクションも慎重にやって自分のラインを決めた。何回もよく見ないと頭に入らないのは自分の欠点なんだ。
 ラウバーホルンは自分の好きなコースでここで勝つことは目標のひとつだった。勿論自国のハーネンカムは無視できない。ハーネンカムは100%集中しなければならないし、やはり難しさはハーネンカムだと思う。オーストリアチームの高速/GSグループはトレーニング、その他の調整はよくまとまっていて、そんな中で出場権を得るのに緊張した空気はいつもある。これがレースに反映して良い結果を出しているのだと考える。明日のスラロームには出ないで1日だけ勝利を味わいたい。そしてキッツのトレーニングを開始する」。

2.Christoph Gruber(AUT)
 「勝利は考えず、この長いコースを完璧にやってトップ10になることが目的だった。マテリアルを変えその時点でトレーニングでのモチベーションも上昇していて良い結果が出たのだろう。ここは少し因縁があり、昔、自分の祖父がアイガー北壁を登った際、落石を受けて重傷を負った。北壁はここへ来るたびに思い出すことだった。べつに復讐なんかじゃなくてダウンヒルで初めての2位に気が晴れたような感じだ」。

3. Bode Miller(USA)
 「今日は朝起きるのが遅くてインスペクションの時間は十分ではなかった。出だしは良かったが、パランスが崩れ、いや、クラッシュは今季もう十分にご覧に入れたが、それからはスキーを走らせるのに苦労した。コース自体はコンディションもよく面白かったのだがな。下部はたしかに疲れを感じた。キッツビュエールはもっと上手くやる」。

Wengen, Downhill, Result
Rank Bib Name Nat. Time
 1  30 WALCHHOFER Michael  AUT   2:27.05
 2  20 GRUBER Christoph  AUT   2:27.14
 3  26 MILLER Bode  USA   2:27.23
 4  27 MAIER Hermann  AUT   2:27.67
 5  19 FRANZ Werner  AUT   2:27.77
 6  12 SULZENBACHER Kurt  ITA   2:28.16
 7  7 FILL Peter  ITA   2:28.19
 8  18 KJUS Lasse  NOR   2:28.31
 8  17 FATTORI Alessandro  ITA   2:28.31
 10  24 KROELL Klaus  AUT   2:28.43
 11  23 GHEDINA Kristian  ITA   2:28.53
 12  28 STROBL Fritz  AUT   2:28.65
 13  29 GRUGGER Johann  AUT   2:28.77
 14  21 AAMODT Kjetil Andre  NOR   2:28.98
 15  31 GRAGGABER Thomas  AUT   2:29.01
 16  4 ZURBRIGGEN Silvan  SUI   2:29.02
 17  11 JAERBYN Patrik  SWE   2:29.10
 18  1 MICKEL Finlay  GBR   2:29.18
 19  16 SOLBAKKEN Bjarne  NOR   2:29.26
 20  25 KERNEN Bruno  SUI   2:29.34
 20  14 SVINDAL Aksel Lund  NOR   2:29.34
 22  8 GRUENENFELDER Juerg  SUI   2:29.39
 23  22 HOFFMANN Ambrosi  SUI   2:29.40
 24  13 BUECHEL Marco  LIE   2:29.41
 25  3 SCHEIBER Mario  AUT   2:29.61
 26  34 OSBORNE-PARADIS Manuel  CAN   2:29.63
 27  10 RAUFFER Max  GER   2:29.84
 28  9 GUAY Erik  CAN   2:29.86
 29  6 BERTRAND Yannick  FRA   2:30.07
 30  38 ECKERT Florian  GER   2:30.09

FIS Official Result