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ワールドカップのピステ

Schladming (AUT)
シュラドミング(オーストリア)
Web: Club 5
Web: Schladming


Schladming panorama WSV Schladming
Coburgstrasse 52
A-8970 Schladming

Tel.: +43 (0) 3687 23 200
Fax: +43 (0) 3687 23200-50

E-Mail: office@ski-weltcup-schladming.at
tticket@ski-weltcup-schladming.at
Internet: http://www.ski-weltcup-schladming.at/

Contacts:
Hans Grogl, +43 (0) 664 30 727 63
Charly Kahr, +43 (0) 664 180 64 54
office@charlykahr.com

Snow Conditions: +43 (3687) 220420

Nearest International Airports: Salzburg, Graz
Nearest Train Station: Schladming

Vertical Drop: 1,138m. Top Elevation: 1,894m
Lifts: 23 (2 trams/gondolas, 8 chairs, 13 surface)
Total Pistes: 24 (50 km).
Cross Country: 250 km.
Snowboards: Yes/park/halfpipes

 シュラドミングはオーストリア中央部のスタイヤーマルク州にあり、古都ザルツブルグからは車で約1時間の距離にある(80q)。ザルツブルグからグラーツを経てバルカンのユーゴスラビアやブルガリア、またビラッハを経てイタリアへと至る交易路の要衝として古くから栄えたところだ。ただ外敵との争いも多かったらしく、今でも当時の面影が残っていて、旧市街を囲むようにして外敵から守るための城壁が随所に残っている。眼前には豪快な岩山の名峰ダハシュタイン(2995m)が聳え風光明媚なところでもある。 

 スタイヤーマルク州にはスキー場も多く、近くには女子のレースが行なわれるハウスやアトミックスキーの本社工場があるアルテンマルクトがある。1982年にはアルペンの世界選手権が行なわれそのときには、男子はシュラドミング、女子はハウスのコースが使われた。

 シュラドミングにまつわるエピソードもまた多い。1973年12月ここで最初のワールドカップレースが行なわれた。種目は滑降。勝ったのは当時の第2シード、ゼッケン16番からスタートしたフランツ・クラマー(AUT)だった。ときのスーパースター、スイスのローランド・コロンバンとベルンハルト・ルッシを2・3位にしたがえ、後に「カイザー(皇帝)」と呼ばれたクラマーのこれが堂々のデビューであった。その時のオーストリアチームの監督はここシュラドミング出身のチャーリー・カー。オーストリアの一つの黄金時代を画した名監督である。彼の元で活躍した選手たちは皆独特のキャラクターの持ち主だった。今をときめくヘルマン・マイヤーのような選手たちがごろごろしていたと思えばよい。クラマーは76年インスブルック(AUT)五輪、セップ・ワルヒャーは78年ガルミッシュ・パルテンキルヘン(GER)世界選手権、レオンハルト・シュトックは80年レーク・プラシッド(USA)五輪、ハルティ・バイラーターは82年シュラドミング世界選手権の、それぞれ滑降のゴールドメダリストである。

滑降コース・コース名「PLANAI」、スタート1750m、ゴール744m、全長3401m、標高差1006m。
スーパーGコース・スタート1352m、ゴール754m、全長1947m、標高差598m。
 滑降とスーパーGでゴール地点の標高が違うが、滑降は最後の開催の90年、スーパーGが'99季のもの(ゴールエリアが狭いためにゴールポストを10mほど上げた)である。ちなみに最も難しいと云われているキッツビューエルのハーネンカムコースと比べてみると、全長で89m、標高差で143mシュラドミングの方が長い。コースレコードはシュラドミングが1分56秒87(85年、ペーター・ビルンスベルガー)、キッツビューエルが1分56秒04(92年、フランツ・ハインツァー)。これで分かる通りシュラドミングの方がはるかに危ない。

回転コース
 '90年1月12日、ここで行なわれたスラロームで、岡部哲也(デサント・当時)が3位に入賞した。
 シュラドミングの回転コースは、スタート直後とゴール前にある急斜面に中盤の中斜面と緩斜面が挟まれる形になっていてアンギュレーションや凹凸もあり、ワールドカップのコースの中でも最も攻略の難しいコースだ。スタート941m、ゴール744m。標高差197m。このコースでの勝者はハンス・ヒンターゼア(AUT・75年)、アルミン・ビットナー(GER・90年)、アルベルト・トンバ(97年、98年)、そして'99のナイタースラロームではニューカマーのベンジャミン・ライヒ(AUT)が初優勝を上げた。'99年以後は毎年ナイタースラロームが行なわれるようになり、毎回3万人以上の熱狂的ファンで埋まる。

 1990年のスラロームは、1位にこのシーズンのスラロームチャンピオンで「ミスター精密機械」と呼ばれたアルミン・ビットナー、2位にミハエル・トリッチャー(AUT)、3位に岡部哲也とコンラッド・ラジテッター(ITA)が同タイムで入った。
 この日の哲也はゼッケン3番。好天に恵まれた日曜日ということもあって、会場は1万人以上のギャラリーが集まり異様なほどの熱気に包まれていた。
 1本目、中間部でミスをしてしまったが7位につけた。
 2本目はゴール直前でミスを犯したがラジテッターに次ぐ2位のタイム。トータルで3位に浮上したのだった。これが岡部哲也の最後の表彰台になった。


 その岡部哲也の3位から4半世紀が過ぎた2006年1月24日、岡部の高校の後輩、佐々木明(ガーラ湯沢)が、岡部の記録を塗り替える2位に入賞した。

アクセス
  「ザルツブルグ(Salzburg)」からヨーロッパ幹線の「A10」アウトバーンで1時間足らず。「ラドスタット(Radstadt)」の分岐点で「グラーツ(Graz)」方面に出る。一般道を少し進むと「アルテンマークト」である。さらに進むと「シュラドミング」にいたる。
 鉄道利用の場合は「インスブルック」方面からは「グラーツ」行きで「アルテンマークト」下車。又は「ウィーン」行きで「ビショフソーフェン」乗り換え、「グラーツ」行きで「アルテンマークト」下車。「ウィーン」行きはドイツの「ローゼンハイム」経由と「キッツビューエル」経由の2経路があるので「キッツビューエル」経由の車両に乗ること。もっと遠く、例えばスイスの「チューリヒ」あたりから国際特急を利用する場合、「ウィーン」行きであっても、行き先の違う車両が連結されているので、よく確かめて乗ることが必要だ。ちなみに行き先別の列車編成は発車するプラットホームに掲示されている。あるいは検札の際に車掌が親切に教えてくれる。

Schladming World Cup 2007/08 Schedule
Date Place Nat. Discipline Gender Category Remarks
22.01.2008 Schladming AUT Slalom Men WCup Night Race

Organisation :

AUT

Hans Hiterseer (AUT) 1975 SL / 1st Dave Irwin (CAN) 1975 DH / 1st

Schladming Men's Result
. 1 2 3
1973 DH: Klammer 1:41,77 Collombin -0.35 Russi -0.36
1975 DH: Irwin 2:00,84 Eberhard -1.61 Plank -1.67
SL: Hinterseer 1:05,32 Stenmark -0.12 Gros -0.17
1978 DH: Read 1:32,11 Murray -0.06 Makeev -0.13
GS: Stenmark 3:02,24 Luescher -1.86 David -2.13
1981 GS: Stenmark 2:34,80 Enn -0.91 Fournier -1.02
1983 DH: Resch 1:58,50 Weirather -0.39 Podboeski -0.40
1985 GS: Ruergler T. 2:36,65 Girardelli -0.11 Hangl -1.68
DH: wirnsberger 1:56,87 Mueller -0.97 Resch -1.05
1988 DH: Zurbriggen 1:59,28 Heinzer -0.73 Duerr -0.74
GS: Nierlich 2:45,54 Strolz -0.09 Mayer H. -0.49
SG: Zurbriggen 1:31,65 Piccard F. -0.12 Stock -0.50
1990 DH: Piccard F. 2:01,31 Ghedina -0.31 Mahrer -0.42
SL: Bittner 1:56,26 Tritscher -0.06 Okabe / Ladstaetter -0.39
1997 SL: Tomba 1:35,87 Stangassinger -0.16 Amiez -0.32
1998 SG: Maier H. 1:14,95 Eberharter -1.15 Cattaneo -1.41
SG: Maier H. 1:14,84 Schifferer -1.19 Eberharter -1.30
SL: Tomba 94,12 Sykora -0.89 Buraas -1.17
1999 SG: Maier H. 1:16,54 Salzgeber -0.58 Knauss -0.87
SL: Raich 1:33,32 Bourgeat -0.12 Aamodt -0.19
2000 SL: Matt 1:44.72 Furuseth -0.81 Stangassinger -0.90
2001 SL: Raich 1:50.54 Beraas 1:51.13 Kunc 1:51.41
2002 SL: Miller 1:44.60 Vidal 1:45.26 Kostelic 1:47.05
2003 SL: Palander 1:45.41 Raich 1:46.72 Buraas 1:46.74
2004 SL: Raich 1:41.72 Moelgg 1:42.24 Palander 1:42.25
2005 SL: Pranger 1:47.13 Raich 1:47.17 Myhrer 1:47.37
2006 SL: Parander 1:42.34 Sasaki 1:43.13 Raich 1:43.15
2007 SL: Raich 1:42.55 Byggmark 1:42.93 Matt 1:43.15

World Alpine Ski Championships Schladming 1982
. Downhill Giant Slalom Slalom Combined
Men 1. Weirather(AUT) Mahre S.(USA) Stenmark(SWE) Vion(FRA)
2. Cathomen(SUI) Stenmark(SWE) Krizaj(JUG) Luescher4(SUI)
3. Resch(AUT) Strel(JUG) Fjallberg(SWE) Steiner(AUT)
4. Heinzer(SUI) Gaspoz(SUI) De Chiesa(ITA) Ortner(AUT)
5. Mueller(SUI) Noeckler(ITA) Gaspoz(SUI) Canac(FRA)
6. makeev(SOV) Enn(AUT) Dros(ITA) Soerli(NOR)
Women 1. Soerensen(CAN) Hess E.(SUI) Hess E.(SUI) Hess E.(SUI)
2. Nelson(USA) Cooper(USA) Cooper(USA) Pelen(FRA)
3. Graham(CAN) Konzet(LIE) Zini(ITA) Cooper(USA)
4. Fjeldstad(NOR) Wenzel P.(LIE) Tlalka(POL) Nelson(USA)
5. lehodey(CAN) Serrat(FRA) Quario(ITA) Charvatova(TCH)
6. Kirchler(AUT) McKinney(USA) Epple M.(BRD) Kronbichler(AUT)

Biorama Basel