2006年冬季オリンピック、イタリアのトリノに決定
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[19,June,1999. Kiyoko Hata, Switzerland]
 韓国のソウルで開かれていたIOC(国際オリンピック委員会)総会は19日、2006年冬季オリンピック開催地の決選投票を行ない、イタリアのトリノが57票対32票の大差でスイスのシオンを下し、第20回冬季オリンピックの会場に決定した。シオンは前回の2002年冬季オリンピック決定の際にも決選投票でソルトレークシティ(USA)に破れており、下馬評では絶対優勢が伝えられていた。結果については昨年12月に浮上したオリンピック招致疑惑の仕掛け人であるマーク・ホドラーIOC理事(前FIS会長)の地元スイスに対する反感が今回の結果に影響したとする見方もあるが、地元はさほど重要視してはいない。むしろここまできたからには、この際ホドラー氏の知っていることを洗いざらいぶちまけてIOC理事を辞めてほしい、というのが大方の希望とか。シオンは今後絶対にオリンピック開催には立候補しない、との方針を打ち出しており、地元では更にローザンヌからIOC本部を追い出す住民運動を展開する模様。

 トリノはイタリア北西部・ピエモンテ州にある人口220万人のイタリア第3の大都会。フィアットの本社工場があるイタリア自動車産業の本拠地。今後のマーケティングの面でもトリノが有利に立ったのであろう。イタリアでのオリンピック開催はコルチナ・ダンペッツォ(1956年・冬季)、ローマ(1960年・夏季)、に次ぐ3回目。
 競技会場は氷上種目はトリノ市周辺、雪上種目はセストリエールを中心としたフランスとの国境地帯、バル・アッテアが会場となる。アルペンスキーはセストリエール、サン・シカリオ、バルドネキアで行なわれる。またジャンプと複合はプラゲラート、クロスカントリーはサン・シカリオ、スノーボードはバルドネキア、フリースタイルはサウゼ・ドルクスが会場になる。選手村とメディアセンターはトリノ、またセストリエールにサブ・メディアセンターがおかれる。


TorinoOlympic/Aeria Italia

EvelinaChristillin AlbertTomba
Evelina Christillin
今回の招致運動では彼女を前面に押し立てて展開。
それが功を奏して成功した
Alberto Tomba
知名度抜群の「爆弾男」も招致に一役かった。
※写真及び図版はVail(USA)世界選手権の際に行なわれた記者会見で配布されたプレスリリースから引用した