SKI&SKI Top
ALPHAND Luc (FRA)
1965年8月6日 Serre-Chevalier生まれ
身長 181cm 体重 80kg

SKI: Atomic
BOOTS: Lange
BINDING: Ess

※1997シーズンで引退
Vail 1996 DH / 1st
Wengen DH Kitzbuhel 96 DH/1st
Wengen '97 DH / 2nd Kitzbuhel 96 DH / 1st

World Cup Ranking
General
1988/61st, 1989/40th, 1990/80th, 1991/34th, 1992/53rd, 1993/59th,
1994/27th, 1995/8th, 1996/4th, 1997/1st
Special
1995 DH/1st, 1996 DH/1st, 1997 DH/1st, SG/1st
World Championships
1996 Sierra Nevada DH/3rd.
Olympic Games
1992 Albertvile DH/12th, SG/16th.
1994 Lillehammer DH/8th, SG/8th.
World Cup - 12 w. (DH/10, SG/2)
1. DH: Kitzbuhel 96-I+II, 97-I, Bormio 95, 97, Vail 96, Val d'Isere 96,
Garmisch 96, 97, Val Gardena 97-I.
SG: Laax 97, Garmisch 97
2. DH: Val d'Isere 95, Kitzbuhel 96, Veysonnaz 96, Val Gardena 97,
Wengen 97
SG: Garmisch 96, Kvitfjell 96
3. DH: Val Gardena 91-II, 96, Kitzbuhel 97-II
SG: Tignes 95
4. SG: Kvitfjell 97
5. DH: Saalbach 97, Kuvitfjell 96, 97, Chamonix 97
SG: Whistler 89

 1996/97シーズン、リュック・アルファンはダウンヒル・スペシャリストとして、初めてワールドカップの総合チャンピオンになった。さらにジャン・クロード・キリー以来30年ぶりに、フランスに総合のクリスタルカップを持ち帰った。

 高速系スペシャリストの総合優勝は極めて難しいと言われている。全種目に満遍なく得点できるオールラウンダーが得点獲得上有利なのは言うまでもないが、高速系はレース数が技術系に比べて少ないことが総合優勝の困難である理由とされる。97シーズン、アルファンは滑降で4勝、スーパーGで2勝を上げ、総合優勝のほか種目別でも滑降とスーパーGのタイトルを獲得した。

 アルファンのワールドカップ初優勝は1995年3月15日、ボルミオ(ITA)でのこのシーズン最終戦の滑降だった。ワールドカップ参戦7年目、29歳での初優勝だった。翌1995/96シーズンはキッツビューエル(AUT)での滑降2連戦で2連勝するなど、滑降で4勝を上げたが総合までには手が届かなかった。そして1996/97シーズン、34ポイント差まで迫ったオーモット(NOR)を振り払い、フランスが待ちわびた念願の総合優賞に輝いたのである。

 アルファンは1997年6月、長野オリンピックを前にして引退の記者発表を行なった。「これ以上家族を犠牲にしたくない。今まで苦労をかけた分、妻と子供たちに尽くしたい」というのが引退の弁であった。アルファンの名は故郷のセレ・シェバリエに残っている。ワールドカップに使用するピステは「アルファン・コース」だし、「アルファン・ビール」という地ビールのラベルにもなっている。素朴な味わいのおいしいビールである。

 パリ・ダカール・ラリーに出場してリタイアの場面をテレビで放映されたり、忙しい日々を送っているが、レースの会場にも時々顔を見せている。