3月20日〜3月22日 野沢温泉スキー場

男子総合優勝:マルティン・グガニック選手(AUT)


男子総合優勝:マルティン・グガニック(AUT)女子総合優勝:本間綾美選手(JPN)


小柄な身体でダイナミックな演技を見せた
本間綾美選手がうれしい初タイトルを手に入れた
第4回国際スキー技術選手権大会第2日目。3月とは思えない真冬並みの寒さとなった野沢温泉スキー場。降りしきる雪と強風に途中、競技が中断することもありながらの最終日となった。このコンディションをものともせず総合優勝したのは、オーストリアのマルティン・グガニック選手、今日も2種目とも制しうれしい初優勝を挙げた。日本人男子では、またもや史上最強の1級プレーヤー柏木義之選手が総合3位(日本人1位)に入る健闘をみせ、女子では伏兵北海道の本間綾美選手が安定した実力を発揮し見事に初タイトルを手に入れた。また、国際選初種目のピン・ポイントレースも盛りあがりを見せ「ギャラリー参加型の国際選」としての評価が得られた。

平川技術代表総括

今回の国際選は、大会全体の運営として進歩があったと思います。新しい種目を採用してみてギャラリーの方々との接点が見えたような気がします。さらに、技術的にカービングスキーの取り扱い方を一般の方に正しく伝えられたと思います。マルティン選手の評価するところは、非常に安定した運動をしてスキーを操作している点です。また彼は、日本チームのコーチであって、日本人が好む綺麗なリズム・柔らかい体の使い方をしています。パワーを少し抑え気味にムーブメントしてきており、かなり自分で研究してきている感じがします。そう言ったことが今大会のように、種目が多くてシチュエーションが変わる競技に適していたのではないでしょうか。カービングテクニックを持っている選手達の闘いの中で点数の差がでてくるのは、やはり何をアピールするのかといった部分だと思います。

そして全日本でも優勝した柏木君がここでも日本人でトップになった要因としては、やはり彼のもつヨーロッパナイズしたカービングテクニック「股関節をつぶさずに大腿部を起こして重心をおとしてくる」といった技術にあると思います。国際選で感じたことは、先の全日本を含めて、ベテラン選手の技術を若い選手たちがより磨いて結果を出してきており、少しづつではあるけれど、新しいタイプのスキーヤーが誕生してきているイベントだったということです。
成績発表
男子総合リザルト 女子総合リザルト
(訂正版)
  • 1日目(ターン大小のコンビネーション/小回り・整地/フリー・不整地/小回り・不整地)
  • 2日目(大回り・整地・規制/ピン・ポイントレース)
競技日程
3/20 開会式・選手会・ゼッケンドロー
3/21 10:00 ターン大小のコンビネーション(チャレンジコース)
11:15 小回り・整地(チャレンジコース)
13:30 フリー・不整地(ユートピアゲレンデ右)
14:40 小回り・不整地(ユートピアゲレンデ右)
3/22 10:00 大回り・整地・規制(ユートピアゲレンデ右)
13:45 ピン・ポイントレース<ノン・ストック>(日影ゲレンデ)
15:00 表彰式(日影ゲレンデ)
競技種目
斜度 斜面 小回り 大回り 条件
中急 整地 大小のコンビネーション リズム変化
中急 整地    
不整地 フリー コブ斜面・リズム変化
整地   規制(6〜7回転)
不整地    
整地 ピン・ポイントレース ノンストック