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秋の気配が深まる10月、皆さん!いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は先週末に四国は徳島県で開催された、高円宮杯グラススキージャパンオープン選手権と全日本グラススキー選手権大会に出場したリポートをお届けします。
会場となった徳島県中尾山高原グラススキー場は、木屋平村が運営しているスキー場で、この徳島の地から何名もの優れたグラススキーヤーを生み出している所です。
今回のジャパンオープン選手権のクラブ対抗の団体では、見事に地元の中尾山グラススキークラブがチーム優勝を果たし、名実ともに日本のグラススキーの中心的な会場の一つと言えるでしょう。そして今回は、徳島県の方々の温かい人柄にも多く触れる事が出来たのも、私とって大きな印象として残っています。さらに、開会式後のレセプションでは、徳島の名物「阿波踊り」を堪能し、男性と女性の踊り方の違いをじっくりと堪能しました。当然私も一緒に踊りましたよ。
また、昼食時には暖かい「蕎麦の実のお汁」をご馳走になり、美味しくてお代わりをして食べました。そんな雰囲気の中、大会は地元の方々の温かい歓迎の中行われました。
10月2日(土)は高円宮杯グラススキージャパンオープン選手権でした。
高円宮憲仁親王妃久子殿下のご臨席の元、私は回転競技に出場しました。
今回の大会には、現在世界ランキング1位(FISポイント3種目、ワールドカップ総合)のチェコのヤン・ネメッツ選手が出場し、その迫力には圧巻でした。
グラススキーの回転競技は、スキーの性能向上により、スキーに優るとも劣らないスピードが出る競技となっており、ものすごい勢いで滑る姿に、会場から大喝采を浴びていました。その中でも、コースのライン取りに無駄がなく、最短距離を適確に滑り抜ける事が出来る能力に驚かされました。
グラススキーはスキーヤーの動きをそのままスキーに伝える特徴を逆に利用しているからこそ出来る事なんでしょうね。ちなみにヤン選手はFISのレースでは、1秒以上2位を必ず離しているそうです。
また、今回はSAJデモの中村君も出場し1年でこんなに上達するのかと私も正直びっくりでした。本人も「こんなに楽しいグラススキーともっと早く出会えば良かった!」と言ってました。彼の活躍を通じて、多くの基礎スキーヤーもグラススキーに興味を持ってくれることに期待したいですね。
それから、女子は西日本勢が活躍しました。熊本の西山選手・地元中尾山の新谷選手が頑張っていました。また、ジュニアでは宮城県七ヶ宿のジュニアのレベルの高さには関心しました。特に、スキーのインターハイGS3位の実績を持つ八島徹也選手は今年行われたジュニア世界選手権への遠征の成果が少しづつ出てきているようで、今後、仙台の国分町で遊び過ぎなければ、更なる活躍が期待できる滑りをしていました。
また、徳島出身の藤本選手が全日本選手権のGSで活躍したのも今回の大きな成果の一つではないでしょうか。同じくGS系を得意とする神奈川の木川選手と今後も競いながらさらに向上して欲しいですね。
それから、私と同じ同世代の名選手の方々も多く出場しており、「趣味に終わりは無い」という誰かの言葉を思い出しながら、その勇気を共有する事が出来ました。
私はと言うと、ジャパンオープンのSLでチェコのヤン選手に次いで2位、全日本ではヤン選手・飛鳥井選手に次いで3位と2年ぶりに出場した大会としてはまずまずの成績でした。今回FISポイントも16点と18点というポイントが取れたので、来年イランで開催される世界選手権に出ようかな?と悪い欲を少し出しております。
また、今回の大会で少し感じた事ですが、近年グラススキーの性能が格段に良くなり高速の時代にグラススキーが入っております。そんな中、スキーが早すぎて身体がスキーについて行かない選手も多く見られました。スキーに滑らされるのではなく、自分の動きでスキーを滑らせる。基本的な事をもう一度考え、トレーニングをして欲しいなと感じました。その為にはフィジカルなトレーニングと滑るトレーニングの双方を積み重ねる事が必要です。私は、今回滑って練習する時間はあまり取れなかったですが、フィジカル面のトレーニングは順調に出来た事、そして今までの18年間の経験が今回の結果に繋がったと思います。
今回のリポートを通じてグラススキーの楽しさ、奥深さをそして現状をご理解頂ければ幸いです。今回のリポートがこれだけ長文になるのは私自身がグラススキーが心の底から好きなスポーツである事の証しですね。趣味の事を長々と書きましてすいません。こんな経験の中から私のスキー活動が生まれてることをどうぞご理解ください。
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