| 第1回全日本カービングスキー選手権大会 | |
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3月25日(土)、26日(日)にかけて、 カービングレースとしては初めての全日本選手権、 「全日本カービングスキー選手権大会」が 群馬県尾瀬岩鞍スキーリゾートで開催された。 |
この選手権大会上位成績者には、来シーズンからのFISカービングレースの出場権が与えられる。なお、今回は第1回目ということで、前日の24日(金)に行なわれた一般スキーヤーが参加可能の「カービングカップ岩鞍オープン」上位者(男女計30人)にも選手権の出場権が与えられるということで、オープン初日から熱戦が繰り広げられた。 オープンから参加の有名スキーヤーも多く、渡辺一樹、伊藤政照、二瓶勝、榎並雪彦、松沢幸靖ら、さらに皆川賢太郎、浦木健太といったトップ選手が一般スキーヤーに混じってレースに参加し、会場を盛り上げていた。一般スキーヤーも健闘したものの、やはりトップ選手には一歩及ばず、1位はご存知渡辺一樹、2位にはドイツのフィッシャーレボリューションチームのP・デューラー、3位に同チーム中村裕也、4位には浦木健太という結果となった。 そして全日本選手権予選。3月下旬だというのに、岩鞍はかなりの降雪。そのため雪面はかなり柔らかく、ブイ通過時に少しでもスキーがズレるとかなりタイムロスしてしまうコース状況。そんな中、予選を1位で通過したのは、オープン2位のP・デューラー。ミュンヘンの警察に属するデューラーは、長身を活かした鋭い内傾角でスピードを殺さずにターンをつないだ見事な滑りを披露した。2位には学連の三浦幸治、3位に岸昇治、4位佐藤久哉、5位松沢幸靖と続いた。 女子では、18歳の勝俣歩美(群馬県)がレボリューションチームのA・カウフマンを見事に抑えて、予選1位で通過。予選は2走1採のため、予選1本目が終わる頃には降り積もった柔らかい雪から固いバーンが掘り起こされ、2本目は1本目より2秒程平均タイムが縮まり、いかに高ポイントを取るかが予選通過の要であった。 注目の皆川賢太郎は、2本目の第1旗門でまさかの転倒。1本目で97.30の高ポイントを出し、準決勝進出を決めていたもののスケジュールの都合により予選後、早々に会場を後にしてしまった。 翌日も雪はいっこうに降り止まず、ワクシングやスキーの選択が勝敗に大きく左右するバーン状況だった。予選通過の男女50人は、予選時よりも念入りにインスペクションを行ない、レース展開、戦略、雪面の変化など、さまざまな状況を頭の中で巡らせていた。準決勝のコースは、予選よりも2旗門少なく、旗門の振りも左右それぞれ2mずつインサイドに設定され、予選に比べて約10秒ほどタイムが縮まる結果となった。その結果、競技出身の選手がより有利な展開となり、1位には予選11位通過の宮下透、2位に予選も同じく2位の三浦幸治、3位に佐藤久哉が入る。そして10人に絞られた男子決勝では、準決5位に付けていた二瓶勝が会心の滑りを見せ、佐藤久哉、宮下透らを抑えて優勝をさらった。女子は、勝俣歩美が安定した滑りで逃げ切る形となった。 <コース概要> 会場となったのは、尾瀬岩鞍エキスパートコース。約150mの中斜面。数日間降り積もった雪でバーンは柔らかく、スピードは出にくい状況。予選では、旗門数10。ブイは各旗門それぞれに4〜5個、横もしくは斜め一列に配置。コース中にウェーブ2つ、エア台、バンクそれぞれ1つが作られたコースだった。準決勝・決勝では旗門が2つ減らされ高速の設定。さらに並べられたブイの間隔が、外側になるほど広く取られている旗門もあり、高ポイントを狙うにはかなりのタイムロスを覚悟しなければいけなかった。 <得点算出法> カービングレースにおける得点の算出法はいくつかあり、基準タイム内でいかに高ポイントが取れるかで勝敗を決める方法もあるが、今回は下記の計算式に当てはめてリザルトを算出した。リザルトが低ければ低いほど、より良い成績ということになる。 滑走タイム÷獲得ポイント×100=リザルト ※ タイム30秒00でポイントが46の場合はリザルト65.22。タイム29秒00でポイントが44だと、リザルトは65.91となり、前者の方が勝者となる。 <用具規則> ・ 滑走面からブーツのソールまでの高さは100mm以内。 ・ ワンピースの着用は禁止 ・ ポール(ストック)の使用は禁止 |
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<公式リザルト>
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